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【中華イヤホン】KZ ATE vs KZ ATE S!!

KZ-ATE-000

初代vs次世代

どうも研究員Aです^^

さて、今回はKZ ATEとKZ ATE Sというイヤホンを買ってみました。

名前のとおりATEのほうが先に発売されておりATE Sはその次世代機にあたるようです。

ではまずそれぞれのスペックを。

KZ ATEスペック

出力レベル:118±3db

プラグ形状:3.5mmステレオミニ

インピーダンス:18Ω

重量:15グラム

ドライバータイプ:ダイナミック1基

ドライバー径:8mm

対応周波数:15-29000Hz

価格(購入時):$8.68(約965円)

KZ ATE Sスペック

出力レベル:120±2dB

プラグ形状:3.5mmステレオミニ

インピーダンス:16Ω

重量:15グラム

ドライバータイプ:ダイナミック1基

ドライバー径:8.2mm

対応周波数:15-29000Hz

価格(購入時):$9.17(約1,020円)

 

はい、数値的にはほぼ一緒ですね。しかしATE SのパッケージによるとATE Sのほうは日本から輸入したCCAWドライバを使用しているとのこと(もっとも、ATEのほうは記載がないので必ずしも異なるとは言い切れませんが)。

CCAWドライバは通常の銅線コイルよりも軽量に仕上げられるために振動効率が上がり、よりクリアかつワイドレンジに聴こえるんだそうです。

なお、ATEに関しては旧ロットと新ロットで音が違うというレビューがあります。今回は新ロッド(のはず)の購入ですのでご了承ください。

 

さて、では開封していきましょう。

 

Let's開封

KZ-ATE-001

 

二つ同時に注文したので同一梱包できました。


 

KZ-ATE-002

紙パッケージのほうにはご丁寧にATE-Sの記載が。パッケージはプラスチックな分ATEのほうがカッコいい気がします。


 

KZ-ATE-003

ATE Sから開けていきましょう。非常に簡素なパッケージングです。まあ価格を考えれば当然ですね。

イヤーピースはウレタンが1組とシリコン製がMとLで2組の計3組入っていました。


 

KZ-ATE-004

このRQ:018N8Mというのはロット番号でしょうか。

では続いてATEのほうを開けましょう。


 

KZ-ATE-005

…おや??


 

KZ-ATE-006

あっ…。


 

KZ-ATE-007

気を取り直して。こちらはきちんとパッケージングされていますね。

イヤーピースの構成はATE Sと同じです。


 

KZ-ATE-008

RQ:018N8M…あれ?ATE Sと全く同じ(笑)何の番号なんでしょう…。


 

KZ-ATE-009

並べてみます。いやーそっくりですね。ステムはかなり太め。

両機ともいわゆるShure掛けで装着することになりますがATE Sの方は針金によるガイドがあります。

加えて筐体からケーブルへのカバー部分がATEは金属、ATE Sは赤いプラスチックになっています。


 

この子たち、ご覧いただければ分かるとおりスケルトンの場合は内部に丸いパーツが見えます。

うちの所長はこれを「貝柱みたいなやつ」と言っていましたがこれが心臓部のダイナミックドライバーです。

KZ-ATE-010

 

いざ試聴

はい、では聴いていきましょう。

まず装着感。

ATEは耳からはみ出るくらい筐体が大きいため寝ながらの使用には間違いなく向きませんが動いても勝手に落ちたりということはなく、私の耳には比較的収まりがよいです。

ATE Sはパッと見ではわかりませんがATEよりも更に厚みがあり収まる位置を探すのは少し苦労しました。

いずれもイヤーチップはシリコンのLサイズを使っています。
 
今回はShanlingM2でGainをハイにしています。音源はいずれもCDから取り込んで88.2khz/24bitにアップサンプリングしたものです。
 
有形ランペイジ/有形世界リコンストラクションから「トリノコシティ」と「ストロボラスト」を聴きます。

UK

まずはトリノコシティ。

ATEはイヤホンとしては標準的かつ王道な音場。低音はややボケを感じつつもわざとらしくなく、中高音域はくっきりと鳴らしてくれます。

バランスとしては低音が強めのピラミッド型な印象。

なるほど1,000円未満としては充分すぎるクオリティ。この曲は男性ボーカルなのですが低音に引っ張られてややボケ気味に感じられたところが残念かなと。

 

ATE Sは更に輪をかけて低音が強いです。個人的には強すぎる気がしますが中高音域のくっきり具合は更に増しているため低音がうるさくて他がかき消されるというようなことはありません。

音場はCCAWドライバーのおかげか広く感じます。ボーカルの余韻が少し尾をひくような感じ。

私はイヤホンでは各楽器の距離感が近く感じることがままあるのですが、ATE Sは音場の広さからか各楽器の距離感が程よい。ライブハウスのようなイメージが浮かびました。
 
どうやら同じような見た目ですが音は明確に違うようです。
 
ではストロボラストに行きましょう。

ATEはやはり実にイヤホンらしい空間、配置で鳴らします。この曲は女性ボーカルにややリバーブがかかっているのですが広がりすぎず、どちらかといえば淡白。

しかしながら曲のしっとり感は表現されています。

 

ATE S。その空間表現の広さがこの曲に実にマッチしたようです。

曲自体にかけられたリバーブとATE Sの持つ音場の広さが上手く噛み合い、イントロ~Aメロではそのしっとり感にゆっくりと地面に浸透していくような心地よさを感じました。

思わず「みもりーん!!」と叫びそうn

失礼。

 

初代vs次世代の結果やいかに

実に甲乙つけがたい。いずれも1,000円程度という超安価にも関わらず、ATEはATEで大きな特徴はないものの綺麗にかつシンプルに鳴らしてくれるし、ATE Sは低音が出すぎるもののATEから変わらない細かな表現力とその空間表現の広さは特筆すべきものがあります。

でも個人的にはATE Sの方が好きかな…。これは完全に好みの問題になる気がします。

価格も$0.5ドルしか変わりませんし、合わせて買っても2,000円前後ですからなんなら私のように両方買ってその日の気分で変えるのもいいんじゃないでしょうか。

<文:研究員A>

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