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いざさらば!iOS10対象機種から外れたiPhone4sを振り返る

公開日: : iOS, iphone7, 豆知識

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ついにアップデート対象外に

先日のWWDC2016でiOS10が今秋に配信されることが明らかになりました。

秋といえばiPhoneの新機種発売の季節ですから、おそらくiPhone7の発売と同時にリリースされるのでしょう。

 

さておき、今回の発表でiOS10はiPhoneにおいてはiPhone5以降のみ対応ということがわかっています。

それはつまり未だ根強い人気のiPhone4sがついにアップデート対象から外れたということ。

長らく使われてきた端末とはいえ2011年10月の発売から約5年。

前機種のiPhone4は2014年9月のiOS8でアップデート対象から外れていますからよく戦った方ではないでしょうか。

 

そこで今日はiPhone4sという機種を改めて見ていきたいと思います。

大手キャリアによるiPhone競争が始まった記念すべき機種

前述のとおり、iPhone4sは2011年10月4日にAppleが世界に向けて発表、日本ではその10日後の10月14日に発売されました。

iPhoneとしては5世代目、日本ではiPhone3G、iPhone3GS、iPhone4に次ぐ4世代目となります。

 

それまで日本ではiPhoneの販売をソフトバンクモバイルが独占して行っていましたが、iPhone4sからauも取り扱いを開始。

現在ではdocomo含め大手3キャリアでiPhoneを取り扱い、プランなどで競っていますが大手キャリアのiPhone競争が始まったのはこのiPhone4sからだったんですね。

ちなみにdocomoの参入はこの2年後、2013年9月のiPhone5s/iPhone5c発売からです。

見た目にはわからない大幅なグレードアップ

デザインはiPhone4を踏襲しておりパッと見ではiPhone4と4sの違いはほぼわかりません。

そのため、iPhone4との違いをイメージできずに落胆するユーザーも多かったとか。

ですが実際のところ内面では大幅なグレードアップが図られました。

まず大きいのが64GBモデルの追加です。それまでの容量ラインナップは8GB、16GB、32GBの3種類。

今では8GB、32GBとも廃止されて16GB、64GB、128GBとなっていますがiPhoneのストレージ大容量化の先駆けになったと言っても過言ではありません。

グラフィック処理性能も増強。チップセットの改良により前機種iPhone4と比較しても7倍速いとされていました。

セルラーアンテナは2つに分割配置され、それまで課題とされていた「端末を握ったときに手が電波を遮断してしまい通信の質が大幅低下してしまう」といった問題も片方が遮断されたとしても、もう片方で通信を行うことで一定の質を維持できるようになりました。

ほかにもカメラ性能の向上など、使ってみて初めてわかるその差に、デザインで一度はがっかりしたユーザーをいい意味で期待を裏切る端末でした。

iPhone4sがもう戦えない理由とは

鳴り物入りで発表され、発売からたったの3日で全世界で異例の400万台を売り上げたiPhone4s。

時代の流れとはいえここにきて引退となった理由について、特に影響の大きそうなものを考えてみたいと思います。

・LTE非対応

いまや日本を始めとする主要国では通信規格は4G、LTEが中心となっています。そしてiPhone4sはこのLTEに対応していないのです。

いまや動画はもちろんゲームに至るまでLTE通信可能であることを前提とした造りのものが多く、そういった大きなデータ通信はwi-fi環境下で行うユーザーも多いのではないでしょうか。

・メモリ容量やチップセットがOSについてこれない

結局はこれでしょう。

後続のiPhoneたちのメモリ容量はiPhone5~iPhone6までが1GB、iPhone6s~iPhoneSEは2GBとなっています。

iOSはiPhoneをはじめとするAppleデバイス専用に最適化されたOSですから動作はサクサクになるように作られていますが、とはいえ端末の性能が上がってくれば当然そちらに合わせた機能などを盛り込みますよね。

最新の性能に合わせたOSに旧世代の性能で着いていくにはやはり限界があります。iOS9の時点で動作が重くなったという声が頻発していましたからApple側もここらが限界と踏んだのでしょう。

 

最新アップデート不可≠もう使えない

ですが、ここで勘違いしないでいただきたいのはアップデートがとまるからといってスマホとして利用できないわけではないということ。

iPhone4sの使用する電波帯が停波しない限り使えます。また、最悪停波してもミュージックプレイヤーとして使うことだって当然できます。実際、機種変更した後にそのように使っている方は多いようですね。

発売から5年。長らく使ってきた端末であれば愛着も湧くことでしょう。ユーザーの方々にはこれからも末永く使っていただきたいものです。

<文:研究員A>

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