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iPhoneはこの数年でどのように売り上げを伸ばしてきたのか

新デザインで更なる躍進はできるのか

先日お伝えしたとおり、2017年第2四半期のAppleはiPhoneを5,080万台売り上げ、前年比にして約40万台減となりました。

ティム・クックCEOはこの減少の原因について、例年以上に早い時期から出始めた新機種の噂にあると分析しています。

 

減少とは言いますが、単一の製品が四半期、つまりたったの3ヶ月で5,000万台以上販売されるというのは実はとんでもないことです。

iPhoneという製品はどのように世界に認められ、トップクラスのシェアを得るまでに至ったのでしょうか。

 

これはBUSINESS INSIDERに掲載された、2008年の第1四半期から最新の2017年第2四半期までのiPhoneの売り上げ台数をグラフにしたもの。世代的には一番左が初代iPhone、その次がiPhone3G、そして日本でも発売されたiPhone3GS、4、4s…と続きます。

このグラフを見ると分かるとおり、iPhoneがひとつの四半期で1,000万台を販売するようになるまではおよそ3年強かかりました。ですが一度そのラインを超えてからは下回ることはなく、iPhone4の発売後は売り上げを着実に伸ばしiPhone4sで一気に3,000万台中盤まで急上昇。ここからは新機種が発売された期は急激に台数が伸び、以降減少してはまた上がるという図式になっています。

そしてiPhone5で更に1,000万台以上記録を伸ばし、ついに5,000万台を超えたのがiPhone5sが登場した期です。さらに翌年、iPhone6が爆発的ブームとなりここで7,000万台以上を売り上げました。その後は新機種が発売される期では7,000万台以上を安定して売り上げています。

 

この図式を見る限り、売り上げは基本的に右肩上がりできていることがわかります。ですが2016年以降の第2、3、4四半期の売り上げは落ち込み気味です。これはiPhone6、iPhone6s、iPhone7のデザインが似通ったまま来ているからかもしれません。

傾向としてiPhoneの売り上げが大きく伸びるのはデザインが完全に一新されたとき。今年はiPhone7s/7Plusと合わせて10周年アニバーサリーモデルとされるiPhone8が登場するというもっぱらの噂です。

iPhone8がこの数年登場しつづけたデザインから大きく変わるものとなるならば、iPhone6のブームほどではないにしろ売り上げは更に上がるのではないでしょうか。

<文:研究員A>

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