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ジョブズはiPhoneにバックボタンを付けたかった

ジョブズの希望通りならiPhoneのメインボタンが2つだった?!

Brian Merchant氏によって執筆された本、「The One Device: The Secret History of the iPhone」にはiPhoneについての元Apple従業員の話などを元にした「iPhoneの隠された歴史」についてが書かれています。

その中のAppleの元デザイナーへのインタビュー記事にて「故スティーブ・ジョブズ氏はiPhoneに戻るボタンを搭載したがっていた」という旨の記述があり話題に。

 

Appleにて19年間勤めたデザイナーのImran Chaudhri氏へのインタビューを纏めたページでは以下のように書かれています(意訳)。

元々はスクリーンのみで構成する予定だったタッチ式スマートフォンには最低1つの物理ボタン(=ホームボタン)が必要だということは周知の事実です。しかしスティーブ・ジョブズ氏は2つのボタンを求めていました。画面遷移の中で必ず必要になるであろう、画面を戻るためのボタンです。

しかしChaudhri氏の考えは違いました。彼は、「いつも同じ動作を担当する1つのボタンを搭載するということが非常にシンプルでユーザーの中に信頼と意外性がないゆえの安心感を生み出すのだ。他の携帯電話の悪いところの1つにメニューに機能を埋め込みすぎて複雑になりすぎているということがあった。そして戻るボタンの採用は同じように操作を複雑にしてしまう。」とジョブズ氏を説得。結果としてChaudhri氏はこの議論に勝利しました。

このようにiPhoneという存在は実はジョブズ氏の脳内をそのまま形にしたわけではなく、チームとして携わる従業員の声も多く取り入れられている端末だったのです。

 

しかし、今日のiPhoneを見ると多くのユーザーがメニューが複雑化していると感じているのではないでしょうか。時代の流れもあるとはいえ、iPhoneは説明書が必要ないくらいシンプルな端末とされていた時代が懐かしくもあります。

<情報元:BGR

<文:研究員A>

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