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”jailbreaking is dead.”―Cydiaの生みの親たちがジェイルブレイクの死を宣言

曰く、脱獄はすべきではない

Jailbreak(ジェイルブレイク・脱獄)の生みの親であるJay Freeman(Saurik)氏を始めとする脱獄のパイオニアたちがネットメディアのインタビューに答え、その中で「Jailbreakの死」を宣言しました。

10年前の初代iPhone発売時、iPhoneには現在のようなサードパーティ製アプリが無く、息抜きのゲームさえも存在していませんでした。

しかし、かの先駆者たちがJailbreakという方法を確立したことでサードパーティ製アプリを導入することが可能になりiPhoneというデバイスの能力は飛躍的に向上したのです。

過去のJailbreakはAppleが穴を塞げば数日内に別のアプローチをリリースするというまさにイタチごっこでした。

しかし現在ではAppleの対策は非常に強固なものとなり、その突破は容易ではありません。そもそもこの穴を見つけてJailbreakできるツールを公開することはボランティアなので、多大なる労力を払ってまで行うハッカーが居ないというのもJailbreakの死の大きな要因です。

パイオニアたちは死の要因は4つあると語っています。

1.Appleのセキュリティが強固になりすぎたこと

2.ハッカーが脆弱性を発見した場合、Appleに報告すれば多額の報酬が支払われること

3.セキュリティホールを探ることができた有能なハッカーはほとんどが高額な報酬の出るセキュリティー会社に雇用された

4.そもそもJailbreakしたiPhoneはユーザーをセキュリティ上の危険に晒している

 

Jay Freeman氏は、「以前のiPhoneではJailbreakする理由の多くが、iOS内に必要な機能がないことにありました。しかし現在のiOSに対してJailbreakを行ってまで得られるものはほんの僅かな変化のみです。」「Jailbreakを必要とするユーザーが減ればハッカーたちはJailbreakへの興味とそれを可能にする必要性を失います。」と語りました。

 

確かにiOSは日々進歩しており、10年前にできなかったことの多くは可能になってきているはずです。最早、特殊な用途以外ではJailbreakは必要とされず、このまま静かに荼毘に付されるのかもしれません。

<情報元:Cult of Mac

<文:研究員A>

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