iFixitが分解工程を公開
iPhone等、様々な機器の分解・修理マニュアルを独自に製作、公開しているiFixitが本日発売となったiPhone8の分解を早速行ったようです。
その結果分かったこととは?詳細についてはiFixitをご覧いただくとして、当サイトでは特に重要なポイントのみ簡単にご紹介します。
早速開かれたiPhone8。端子の位置やパーツ配置はiPhone7とかなり近く、ほぼ同じといっても差し支えないでしょう。
こちらがバッテリー。その容量は1,821mAh。実に半端な数字ですね。
ちなみにiPhone7のバッテリー容量は1,960mAhで、前世代に比べて約140mAhほど減少していることが分かります。
ではiPhone7のほうが電池持ちが良いのか、というとそういうわけでもないでしょう。1年間の技術進歩によりエネルギー効率も向上しているはずです。使用時間としては最低でもiPhone7と同等と考えるべきでしょう。
パーツ配置上最も大きな変更点とも言えるワイヤレス充電機構は最底部に。ケーブルが伸びていることがわかりますね。
このパーツ、バックパネルと一体化しているのかと思いきや…
きちんと外れます。とは言え容易には剥がせそうにありませんね。これで終わりと思ったら
なんとアルミフレームとリアパネルのガラスの間にナイフを入れました。
どうやらガラス面は接着剤でベタベタにくっつけられているようです。よく見ると剥がす際に出来たのでしょう。金属面にひしゃげてしまった痕が。
万が一割れてしまったとしてもここだけ交換するのは至難の業でしょうね。
徹底的に分解されました。
分解手順におけるiPhone7との大きな違いとしては
・Qi(ワイヤレス充電機構)が取り外せる
・ガラス面とアルミフレームを分離できる(ただし破損覚悟の上)
のみのようです。
iPhone8という次世代ナンバリングにはなったものの、内部構造的には実質iPhone7sと言ってもいいかもしれません。
<情報元:iFixit>
<文:研究員A>