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後の祭り。後悔先に立たず。転ばぬ先の杖。そんなお話。-データ消失に備えるべき3つのポイント

公開日: : iOS, iPhone6s, iphone6splus, NEWS, 豆知識

日本のことわざにこんな言葉があります。

後の祭り、後悔先に立たず、転ばぬ先の杖。

どれも「発生してからじゃ遅い」みたいな意味の言葉です。

今回はそんなお話。

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スマホ≒PCだけどスマホ=PCではない

さて、gigazineに<「Appleが私の人生を消した」として男性がAppleを訴える事件が発生>という記事が掲載されていました。※<>内をクリックで元記事を閲覧できます。

まあ訴えた方の気持ちも解らないではないのですが。

しかしバックアップをとらなかった自分が悪いとしか言いようがないですね。

そもそも、iPhoneは消耗品です。どんなに丁寧に使用してもいつかは使えなくなるときが来ます。

そしてそれはiPhoneのみならず、あらゆる製品、例えばPCのHDDにさえも言える事です。

日ごろからデータの消失リスクは頭に入れておかねばなりません。

 

iPhoneを始めとするスマホは最新技術の塊で、メインのOSがあり必要に応じてソフトを追加して自分好みにまるでPCのように扱うことができます。ですがあくまでも「PCのように」であってスマホはどんなに頑張っても「PCになる」ことはできません。各々に得手不得手があるわけで、スマホがあるからPCはいらないというのは大きな間違いなのです。

 

これ、他人事じゃないですよ?

確かに最近はユーザビリティ向上のためか、iPhone単体でできることは増えましたね。バックアップもiCloudにとればよいと思っている方もいらっしゃることでしょう。ですがiCloudに取れるバックアップには多くの制約があります。そこでおさらいの意味を込めて、バックアップをとる際に抑えておきたい3つのポイントをご紹介します。

PCvsicloud

ポイント1:バックアップが開始される条件

PCへのバックアップ、iCloudへのバックアップそれぞれの場合のバックアップが開始される条件を比べて見ましょう。


◆iCloud

自動:該当のiPhoneが「電源に接続されている」かつ「画面がロックされている」上で「Wi-fiにつながっている」状態

手動:設定項目内から「今すぐバックアップを作成」をタップする

 

◆PC

自動:(iTunes内で「このコンピュータ」に自動バックアップの設定をしておけば)iPhoneをPCに繋ぐだけ

手動:iTunesで「今すぐバックアップ」をクリックする


どちらも難しい操作はありませんね。ただし、

・iCloudのバックアップは自動的に暗号化されるのに対しPCで暗号化バックアップを取るに当たってはiTunesで事前にパスワードの設定が必要

・iCloudの自動バックアップ条件は3つとも揃わないといけない

以上の点に注意が必要です。

 

ポイント2:バックアップ可能な容量

次は「大切なデータをどのくらい保存できるのか」を見比べてみましょう。


◆iCloud

5GBまでは無料。以降有料(月額課金制)

50 GB:¥130
200 GB:¥400
1 TB:¥1300

※2015年12月3日現在

 

◆PC

HDDの容量の限りいくらでも


ここはPCに軍配でしょう。現在一般的なiPhoneの容量は最低16GBです。到底iCloudの無料範囲の5GBでは間に合いませんね。

 

ポイント3:バックアップ可能なデータ

なんとバックアップされるデータの内容に違いがあるのです。最後はそれを比べてみましょう。


◆iCloud

・音楽、映画、テレビ番組、アプリケーション、ブックの購入履歴
・デバイス設定
・App データ※アプリ自体がiCloudに対応していなければAppデータはバックアップされません。
・ホーム画面と App の配置
・iMessage、テキスト(SMS)、および MMS メッセージ
・着信音
・Visual Voicemail

 

◆PC

・カメラロールの写真と動画
・連絡先(よく使う連絡先を含む)
・カレンダーアカウント、イベント、照会したカレンダー
・Safari ブックマーク、Cookie、履歴、オフラインデータ、および現在開いているページ
・マップのブックマーク、最近の検索、およびマップに表示されている現在位置
・メモ
・メールアカウント
・通話履歴
・メッセージ
・ボイスメモ
・ネットワーク設定
・App Store で購入した App のデータ
・App の設定、環境設定、書類などのデータ
・App 内で購入したもの
・壁紙
・ホーム画面の配置

・キーチェーン (メールアカウント、Wi-Fiおよび Web サイトや一部の App に入力するパスワードなど)※同一端末に復元する場合のみ
・登録されている Bluetooth デバイス ※同一端末に復元する場合のみ
・インストールされているプロファイル ※同一端末に復元する場合のみ

・ヘルスケアのデータ※暗号化している場合のみ
・各アプリに登録しているユーザIDやパスワード※暗号化している場合のみ
・LINEのトーク履歴※暗号化している場合のみ


はい。PCの圧勝ですね。特に、iCloudではアプリ自体が対応していないとバックアップが出来ないというのは大きな差ではないでしょうか。PCならばiCloudの対応是非に関わらずバックアップが可能です。

 

失ったデータは帰ってきませんよ。

バックアップの方法で内容が変わるというのは何とも微妙な話ですが…。

それぞれの違いについておわかりいただけたのではないかと思います。

 

データが消失したからといって訴訟を起こす方は日本にはあまりいないでしょうが…

バックアップを取るという行為は非常に大切です。

「ポイント1」を面倒くさがって「人生を失う」ようなことが無いようにしましょうね。

 

 

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