AndroidはAppleを超えるチャンスを逃し続けている





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ガイドラインとなるのはいつもApple

昨年登場したiPhone Xの特徴的なデザインはスマートフォン市場に衝撃を与えました。

それから1年経った今、市場には同じデザインが溢れてしまっています。

 

iPhone Xの最も目に付く部分といえば、やはり画面上部に設置されたノッチ。ベゼルのほぼ無いフロントパネルに堂々と鎮座する富士額のようなそれは、当初かなり不評でしたがなんだかんだで大衆に受け入れられた感があります。

このような形になったのは「理想の究極系は1枚の板」だというAppleの極力表示領域を広めたいという思いとインカメラやセンサー類というもはやスマートフォンに無くてはならない機能を共存させた結果だったのでしょう。

 

初代iPhoneが発売されスマートフォンが世に普及してからは当たり前のように画面の周りにはベゼルが存在し、そこに隠すようにインカメラ等のユニットを配置するのが当たり前でした。

ゆえにこの(まるでアルファベットのMのような)奇妙なデザインは良くも悪くも世界に衝撃を与えたのです。

それから1年。スマートフォン市場には見分けがつかないデザインが多く普及しました。

photo:BusinessInsider

OnePlus

 

photo:BusinessInsider

LG

 

photo:BusinessInsider

Huawei

 

photo:BusinessInsider

ASUS

 

photo:BusinessInsider

そしてGoogle。

見ての通り大手もそうでないメーカーもこぞってノッチベゼルレスを採用しました。

実はノッチのあるスマートフォン自体はiPhone Xが初めてではありません。その数ヶ月前にアメリカの Essential社が発売した Essential Phoneが最初です。

しかしノッチデザインが爆発的に普及したのはiPhone Xから。スマートフォン市場の指針はおおよそAppleが決めてきたと言っても過言ではありません。

 

AppleがiPhoneに採用した機能やデザインは、それが最初かどうかに関わらず市場の方向性を定めてきました。指紋認証(TouchID)や音声アシスタント(Siri)が今やスマートフォンに当たり前に存在していることがその証拠。さらにiPhone7が3.5mmイヤホンジャックを廃止してからというもの、同様にジャックを廃止した機種も増加しています。それは裏を返せばAppleが市場のリーダーであることを認め、模倣することで売れ行きが伸びる可能性が高いことを理解しているとも言えます。

 

詰まるところノッチデザインはAppleの掲げる究極系からすれば未完成の状態に過ぎません。

せっかく端から端まで設けた表示領域を意図的に削っているのですから。

ゆえにサムスンは最新のGalaxySでノッチは設けませんでしたし、中国のVivoは本体内にインカメラを収納するという新たなデザインを採用しました。

しかしそれでもAndroidの母艦ともいえるGoogleを含めた大多数のAndroidメーカーは新たな道を模索しAppleを超えようとはせずにそれを真似たのです。

Appleが近い将来、このノッチを無くしたときにはまた市場には完全ベゼルレスのデバイスが多く登場することになるでしょう。

態勢としてAppleを追従する形を崩さない限り、AndroidメーカーがAppleを従えることはできなさそうです。

 

<情報元:BusinessInsider

<文:研究員A>