Appleでの修理と非正規修理





豆知識

以前に古くなったiPhoneの性能を落としてバッテリー動作の延命や急に電源が落ちるという症状を緩和させる機能を使用者の許可なく行っていたという内容で問題視されていたAppleですが、iPhoneのバッテリー交換費用を60%以上値下げするという対応をとっていました。

 

Appleがバッテリー交換を60%以上値引きしたことで1100万台ものiPhoneがバッテリーを交換することに

GIGAZINE

 

このキャンペーン(プログラム)は去年一杯で終了していますが、1年の間に1,100万台。1日平均でおよそ3万台とかなりのユーザーが利用したという事です。

この他にも画面割れや突然動かなくなった。充電されなくなったなどハード的な問題を抱えたiPhoneの修理もAppleで行えますが、一度でもそのiPhoneを非正規の修理店で修理をした場合は修理そのものを受け付けてもらえなくなったという事態になった方もいるようです。

 

正規修理と非正規修理は見ればわかるのか

これに関しては非正規でもどのような修理部品を使っているのか、又はどんな作業をしているのかというので大きく変わりますが、おおまかにまとめますと「専門的に見ている人ならすぐわかる」というのが答えです。

 

1.液晶画面の発色が違う

向かって左側がコピーパネルと呼ばれるもので、iPhoneの画面として機能はするもののすべて純正品外のもの。右は純正品です。少し黄身がかっているというか、暗く見えるといった感じになります。

ただ個体差などもあるので並べて見るまで違いはわからないという方も多くはありません。ただその後正規の修理店に持って行った場合にはまず判断がつくかと思われます。

 

2.パネル仕入れ元の刻印

1で使用したパネルはコピーパネルと呼ばれるものでしたが、純正品と謳っているもの。または再生品、Sランクなど業者によりさまざまですが、ほぼ純正品を使用して画面の見た目などにも違いの分からないパネルを修理に使用しているところもあります。

その場合でも大半が仕入れ元業者の刻印がパネル裏面にあることが多いです。

向かって左と真ん中のパネルにある赤丸が刻印部分(右は純正品)

こちらは分解するまでわからないという事になりますが、逆に言えば分解すればまずわかるという事になります。正規修理で「分解して中を見てみます。」と言われた場合にはまず判断されると思ってください。

 

2.防塵/耐水パッキンシール

iPhone6s以降のiPhoneではパネルと本体の間にシール状のパッキンが使用されており、修理時にはそれを剥がす必要があります。一度剥がしてしまうと既存の防塵性や耐水性は損なわれる事になりますが、修理業者によっては貼りなおしているところもあります。

もし貼りなおしてない場合には防塵耐水性能はもとより、次回分解をする必要がある時には一度開腹したことがわかることになります。

 

3.バッテリー

「バッテリーの交換でAppleに依頼するとすごく時間がかかるのでそれだけ他所に頼んだ」という人も非常に多いようで、こちらもその後の正規修理を受ける場合には要注意です。

左が交換用バッテリーで、右が純正品です。

左のようにあからさまに見た目が違うものは元より、右の純正品に非常によく似たもので上部のアップルマークのみボケている、または消されているものがあったりもします。

また交換時に使用される両面テープ状のものも機種により違う形状ですが、多くは汎用的なものを使用しているなどありますので、こちらも内部に詳しいものが見ればすぐにわかるはずです。

 

その他にも内部基板に普通では考えられないほどの指紋があるなど突っ込まれてしまうとどうにもならない状態からわかる事もあります。

 

ただ「人による」という人的な要因も多い

以上の内容によりつまりは「非正規の修理をしたかどうかは見ればわかる」という結果になっていますが、実際のところはそうでもないというケースも多く散見します。

どうにも

・修理に行った店舗

・その時に受け付けたスタッフ

・その時に点検した検査用のスタッフ

・混雑状況

によってはどんな状態でも修理などの対応を行ったところがあるようです。実際のどこの店舗がとなると不明ですが、毎日あふれんばかりのユーザーがひしめいている店舗では通常の受付や点検などもつい見落としてしまうという事があるのかもしれません。

ただ「そんなこともある」というくらいであって、それに期待して正規店に持っていくのはあまりオススメできません。

 

まとめ「一度でも非正規の修理に出したら正規サービスは諦める」

保証期間が終わってしまったiPhoneの正規修理では、なかなかの金額を支払って本体交換という事になる事が多いiPhone修理ですが、保証期間内に非正規の修理をしてしまうともちろんその後の保証はなくなり、また保証外として高額な修理代になるならまだいいものの修理そのものを受け付けてもらえなくなるという事態になる事もあります。